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The
Feature特徴

溶融亜鉛めっきには耐食性、経済性、密着性、均一性の4大特徴がございます。
また、以下の2つの作用が働きます。
強固で緻密な保護皮膜で大気、海水、土中、高温、多湿などの厳しい環境での鉄の腐食を防ぎ製品の寿命を延ばします。
長期にわたって防錆効果があり、途中で手直しの必要も殆どないので、他の防錆方法よりももっとも経済的です。
めっき層は鉄地+合金層+亜鉛層の3層でがっちり密着していますので、通常の取り扱いでは衝撃や摩擦によって剥離することはありません。
細い曲管やパイプの内面など、
手の届かない隅々まで、溶けた亜鉛が出入りすることが出来れば、
均一な皮膜が形成されます。
種類の記号 | 膜厚(μm) | 適用例(参考) |
---|---|---|
HDZT 49 | 49 以上 | 厚さ1mm以上の素材、直径12mm以上 のボルト・ナット及び厚さ2.3mmを 超える座金 |
HDZT 56 | 56 以上 | 厚さ2mm以上の素材 |
HDZT 63 | 63 以上 | 厚さ3mm以上の素材 |
HDZT 70 | 70 以上 | 厚さ5mm以上の素材 |
HDZT 77 | 77 以上 | 厚さ6mm以上の素材 |
そのまま長持ちする溶融亜鉛めっき加工品ですが、その上に塗装することも一つの方法です。
メリットとして
などの要望がございます。
以前はめっきの上に塗装するとまれに後で塗料が浮いたりする事例がございました。
しかし最近はルールを守ればその問題はかなり解消しています。
溶融亜鉛めっき業界のスター
従来溶融亜鉛めっきは鉄を腐食から守るため、一般に外部へ面した場所に使用されることが多いです。
そして、内部のコンクリートの強度を支える鉄筋は今まで鉄素材のまま使用されることが主流でした。ただ、使用される環境では内部の鉄筋が腐食してコンクリートを持ち上げる腐食の問題もございます。
そこでコンクリート中の鉄筋を溶融亜鉛めっき加工しめっき鉄筋とすることで内部からも守るまさにさびないアキレス腱としてたくさん使用されることを楽しみにしております。